東北出身の派遣ナースが、気づいたら北海道にいた話


突然ですが、私、北海道にいました。

正確に言うと「いました」は過去形で、今は東北エリアに戻って働いています。でも少し前まで、本当に北海道の、それも東のほうのそこそこ田舎に住んでいた派遣・応援ナースでした。

なんでそんなことになったのか。順番に話します。


派遣看護師として働き始めて、かれこれ10年

派遣会社に登録してから、かれこれ10年ほどの付き合いになります。

最初のうちは地元エリアで派遣先を探して働いていました。でも一緒に働く応援ナースの看護師さんたちが、日本のいろんな場所から来ていて。彼ら彼女たちの話を聞いているうちに、「私も地元以外で働いてみたい」という気持ちが、じわじわと強くなってきました。

なかなか実行に移せなかったのですが、
私にはひとつ、ずっと叶えたい夢がありました。

そもそも派遣という働き方を選んだのは、
正直なところ消去法でもありました。

常勤で働き続けることに限界を感じた時期があって。
毎日同じ場所に通うことがだんだんしんどくなってきた。

でも看護師を辞めたいわけじゃない。
働き方を変えたかっただけ。

派遣という選択肢を看護師の友人から教えてもらい知ったとき、
「あ、これでいいんだ」と思いました。

そして次に湧いてきたのが、
「せっかくなら遠くで働いてみたい」という気持ちでした。


北海道に来た理由、正直に言います。網走監獄です。

昔からずっと憧れていたのに、なかなか行けていなかった場所。それが網走です。

網走監獄。この響きが、私を引き寄せました。 北海道を選んだ理由は、ダントツでこれです。縁もゆかりもありません。ただただ、北海道のロマンが私を引きつけていました。

そうと決まれば悩む必要もなく、派遣会社の担当さんに「北海道で探したいです」とお伝えしたところ、さっそく介護施設を提案してもらえました。

即答でOK。

次の日には面談日も決定。面談は約10日後で、面談翌日に採用の連絡をいただき、16日後には、私のことを誰も知らない北海道の地に降り立っていました。

派遣は、条件が合えばとにかくスピードが早い。その時ちょうど仕事をしていなかった私には、好都合すぎるほどでした。


北海道の1年間、控えめに言って最高でした

一年間の北海道生活を思い返すと、出てくる言葉はこれだけです。

最高。

また帰りたいと、今でも思っています。北海道は、わたしの第二の故郷になりました。

  • トリトン、最高
  • ホタテ、最高
  • ジンギスカン、最高
  • セイコーマート、最高(これは殿堂入り)
  • 道路が広くて、最高
  • 信号が少なくて、最高
  • ドライブ中の景色、最高
  • 野生動物に会えること、最高
  • 突然現れる鹿の群れ、癒し

人柄も穏やかな方が多くて、話しやすくて、居心地がよかったです。

北海道に来るまで、
「一人で知らない土地に行くなんて不安すぎる」
と思っていました。

でも実際に来てみたら、
不安より楽しさの方が全然上でした。

初めて野生の鹿に遭遇した日のこと。
セイコーマートでジンギスカンを買って
ひとりパーティーをした夜のこと。
フェリーに車ごと乗り込んで
北海道に向かった日のこと。

全部、派遣という働き方が
くれた経験です。

常勤だったら絶対に経験できなかったことが、
ここにはたくさんありました。

食べ物のレベルが全体的に高くて、 スーパーに行くたびに感動していました。 お刺身が新鮮で安い。 野菜も大きくて美味しい。 お菓子も北海道限定ものが多くて、 毎回レジに余計なものを持って行ってしまう。 「北海道、住みたい」と思うのは こういうところからくるんだと思います。


今は東北エリアで、また介護施設で働いています

現在は東北エリアに戻り、また介護施設で勤務しています。冬前までの契約予定です。

派遣の少し痛いところは、施設の人員状況によって更新できないこともあること。それでも働きながら、次の募集をのんびり眺めて、「九州にも行ってみたいな」と思っている今日この頃です。

派遣生活を続けていて気づいたことがあります。

どこに行っても、なんとかなる。

最初の派遣先で不安だらけだったわたしが、
今は「次は九州も面白そう」と
思えるようになっています。

場所が変わるたびに、
少しずつ自分の世界が広がっていく感覚。

これが派遣という働き方の
一番の醍醐味かもしれません。


このブログで書いていくこと

このブログでは、派遣・応援ナースとしての体験や、日常のあれこれをお話できたらと思っています。

「こういう生き方をしている人もいるんだな」と、ちょっとでも参考になったり、クスッと笑えたり、疲れた日の休憩場所になれたら嬉しいです。

派遣に興味はあるけど踏み出せない。
今の職場を辞めたいけど次が不安。
看護師を続けることに疲れてきた。

そんな気持ちを抱えている方に、
少しでも「こういう生き方もあるよ」と
伝えられたら嬉しいです。

派遣の始め方については
こちらの記事に詳しく書いています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
派遣ナースの日常、またぼちぼち書いていきます。
気が向いたときにでも、またふらっと遊びにきてください。

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