派遣先が変わるたびに、荷物が減っています。
最初は捨てた後に「やっぱり捨てなければよかった…」としょんぼりすることもありました。でも今は、物が減るたびになんだか気持ちまで軽くなっていく感覚があって。あれ、これって悪くないぞ、と。そんな話をします。
最初の引っ越し、車に詰め込めるだけ詰め込んだ
北海道の仕事が決まった時、移動はフェリーでした。
とにかく時間がなくて、考える暇もない。「えいっ」と車に詰め込めるものを全部詰め込んで、さすがに一年以上使っていないものだけ捨てて出発しました。北海道に着いてから改めて整理しようという、後回し作戦です(笑)。
今思えば、あの時捨てられずに持っていったということは、あの時点ではまだ全部必要だと思っていたんですよね。その後3回の引っ越しを経て、少しずつ「本当に必要なもの」の基準が変わっていきました。
フェリーで北海道に向かった話はこちらの記事
3回の引っ越しで一番捨てたのは、衣類でした
振り返ると、一番捨てたのは衣類です。
同じような服が2着・3着あったり、パジャマが3着あったり(パジャマ3着って何?)。バーゲンで安かったから買った服、痩せてから着ようと思っていた服(永遠に着なかった)、母親から譲り受けたけど結局着なかった服。1年着ていない服は全部さようならしました。
靴も同じです。1軍の靴を決めたら、それ以外の靴の居場所がなくなりました。サンダルも2〜3足あったけど、本当にお気に入りの1足に絞ってすっきり。「もったいないから使わない」という謎の習慣もやめました。好きなものだけを使う。シンプルだけど、これが案外できていなかった。
他に手放したのは、学生の時に友人からもらったキャラクターのクッション(経年劣化で泣く泣くお別れ)、北海道でも結局使わなかった大きめのクッション、プラスチックの収納ケースやかご。物が減ったら収納グッズ自体も必要なくなるという、なんとも皮肉な現象が起きました(笑)。
洗剤も代用できるものは1つにまとめて、スキンケアやメイク道具も「なんとなく買ったけど使っていない」ものを全部整理しました。
荷物が減ると引っ越しが楽になります。車に積み込む時間が減る、出し入れが楽になる。そして車のスペースが空くということは、旅先でお土産を買う余裕も生まれます。これ地味に大事(笑)。物がないって、いいな。そう思い始めた瞬間でした。
物が減ると、気持ちも整ってくる
物を減らして一番気づいたのは、精神的に落ち着くということです。
部屋が整うと、なぜか気持ちも落ち着く。掃除のハードルが下がるから、掃除の頻度が自然と増えました。物が少ないと部屋が広く感じるし、「あれ、どこだっけ」という無駄な時間もなくなりました。
何より、自分のお気に入りのものだけが部屋にある状態というのが、じわじわと心地いい。物への執着が減っていくにつれて、どこへでも行けるような身軽さが出てきました。荷物が少ないと、次の土地に移動する心理的ハードルも自然と下がります。
ミニマリストには憧れているけど、完全にはなれていない
断捨離している人のYouTubeやテレビを見るのが好きです。部屋が片付く前と後で、その人の顔つきまで変わる。自分の身の回りを整理するって、人生を変えることなんだなと思います。
ただ、私も完全なミニマリストにはなれていません(笑)。好きなものを集めたコレクションは残しておきたいし、思い出の品はそう簡単には手放せない。「ミニマリスト、なりたいけどなれない人」として細々と続けています。
でも一つ変わったことがあります。何かを買う時に「これを買ったら、あれを捨てよう」と考えるようになりました。物が増えない仕組みを自分なりに作るようになった感じです。捨てることにもお金がかかるし、環境にも良くない。だから本当に好きなもの、本当に必要なものだけを買うようになりました。買う前に一呼吸置くようになっただけで、無駄な出費がかなり減りました。
派遣生活が、物との向き合い方を教えてくれた
頭ではずっと「断捨離しなきゃ」「ミニマリストになりたい」と思っていました。でも行動が伴っていなかった。
転々と仕事をするようになって変わりました。引っ越しは強制的なリセットです。「次の場所に持っていくか」を毎回問われる。同じ場所にずっと住んでいたら、気づかなかったかもしれません。
今持っているものは、本当に必要なもの・本当に好きなものだけです。次の派遣先にも、身軽に向かえる気がしています。どこへでも行ける。それが今の私にはちょうどいい暮らしです。
派遣に踏み出すまでの2年間の話は こちらの記事に書いています。
派遣という働き方が、 わたしに物の手放し方を教えてくれました。 身軽に生きるって、こういうことかもしれない。 そう思いながら、今日も荷物を減らしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よかったらまた読みにきてください。

