応援ナースに行こうか迷っている方から、意外とよく聞かれることがあります。
「休みの日って、何してるんですか?」
仕事のことは求人票やブログである程度調べられます。でも、知らない土地でひとり、休みの日をどう過ごすのかは、行った人しか書いていない気がします。私も行く前、そこがいちばん想像できませんでした。
この記事では、北海道に赴任していたころの私が、連休に車中泊でひとり旅に出た日のことを書きます。持っていってよかったものと、初めての車中泊が実際どうだったかも、そのままお伝えします。
最初の数週間は、正直どこにも行っていません
赴任していきなり出かけられたかというと、まったくそんなことはありませんでした。
寮の片づけ、買い出し、新しい職場に慣れること。それだけで一日が終わって、休みの日は寝ていました。土地勘もないので、どこに何があるのかも分かっていませんでした。
だから、もし今これから行く方が読んでくださっているなら、最初の数週間は何もできなくて普通です、とお伝えしたいです。私もそうでした。
「あれ、私まだどこにも行ってないぞ」と気づいた日
寮の生活がようやく落ち着いてきたころ、連休がやってきました。
そこでふと気づいたんです。あれ、私まだどこにも行ってないぞ。
せっかく北海道に来たのに。観光名所ばかりのところなのに。しかも1〜2年前からひそかに買い揃えていた車中泊グッズが、まだ一度も使われないまま出番を待っているというのに。
そうだ。旅に出よう。
持っていってよかった、車中泊の道具
車中泊に憧れたのは、北海道に来るずっと前の話です。マット、ランタン、車の窓を隠すカーテン、寝袋。少しずつ買い揃えていたのに、なかなか実現できないまま時間だけが経っていました。
北海道にいる今なら、できます。頑張った自分へのご褒美も兼ねて、グルメにも投資しながら旅をしようと決めました。
実際に使ってみて、これは選んでよかったなと思ったものです。
- マットは厚みのあるもの。薄いと床の硬さが気になります
- カーテンは遮光タイプ。道の駅は夜でも明るいので、これは必須でした
- 寝袋は季節に合わせて選ぶ
- 耳栓。これは当日いちばん助かりました
準備している時間も、旅の一部だったなと思います。
1日目にまわった場所
行き先はもう決まっていました。網走監獄です。この憧れは10年以上前からのものなのですが、その話は長くなるので別の記事に書きました。
Googleマップで寄りたい道の駅をピックアップして、朝10時過ぎに出発しました。
ライスランド深川。 お米どころらしい、活気のある道の駅です。ここでお弁当と、行列ができていたこめっち焼きを買いました。季節限定のいちごとカスタードのやつです。一口食べた瞬間の、いちごとカスタードのバランス。あれは幸せでした。
常呂町。 夕方近くに到着しました。サロマ湖に面したこのあたりはホタテの産地で、水揚げ量は全国でもトップクラスだそうです。そのホタテを地元のお店でいただきました。
- 生ホタテ
- ホタテフライ
- ホタテの味噌汁
- ホタテの貝焼き
- ホタテの佃煮
全部ホタテ。最高でした。味をかみしめながらもくもくと食べました。
ちなみに北海道の道路は広くて信号が少ないので、何時間走っても不思議と疲れません。あれは北海道マジックだと思っています。

初めての車中泊、実際どうだったか
その夜は、道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯で車中泊しました。人生初です。
夕方近くに着いたら、ほぼ満車でびっくりしました。キャンピングカーもたくさんいて、みんなこうやって北海道を旅しているんだなと実感しました。
まず温泉に入りました。露天風呂もあって、一日の疲れと満足感が身体に染みわたる感じでした。
それから就寝の準備です。マットを広げて、寝袋を敷いて、窓にカーテンを張って。最後に耳栓をしました。まわりにアイドリング中の車もあるし、話し声も聞こえてくるので、これは本当に必須でした。
心配していた寒さは、大丈夫でした。意外なほどよく眠れました。温泉に入っていたのが、いちばんの勝因だったと思います。
翌朝、ホタテバーガーとソフトクリーム
翌朝は佐呂間町へ。目的は北勝水産のホタテバーガーです。Googleマップの口コミで知って、ずっと気になっていたお店でした。
朝からライダーさんも来ていてやや混んでいましたが、すぐ買えました。
- ホタテバーガー(約900円)
- ホタテのザンギ
大満喫の朝です。店内では冷凍の海産物も売っていて、地方発送している方もいました。
そのあとサロマ湖のほとりの道の駅に寄って、湖を眺めながらソフトクリームをひとつ。朝からホタテバーガーを食べてソフトクリームまで食べる自分、人生楽しんでるなーと思いました。
出かけている間は、仕事のことを忘れていられました
車中泊をやってみて気づいたことがあります。
ホテルと違って、好きな時間に起きられる。朝早く出発できる。移動の自由度がまったく違う。何より、自分の車が宿になるという感覚に、なんとも言えない解放感がありました。
そしてもうひとつ。出かけている間は、仕事のことを忘れていられました。
派遣先には、派遣先の人間関係があります。それは正直、どこに行ってもありました。
でも、道の駅に寄ってこめっち焼きを買って、ホタテを食べて、温泉に入って寝る。旅行をすることで、職場のことは頭から消えていました。また職場との距離をとることで、こんなに自分の人生に集中できて忘れられるんだなと思いました。次の休みまで、あと何日と数えるのも楽しみになりました。
もし今、遠方の求人を見ながら迷っている方がいたら。仕事の条件と同じくらい、休みの日に何ができる場所かも探してみるといいのかなと思います。私は結果的に、それが半年を乗り切る支えになりました。
遠方の求人がどう決まっていくのか、登録から働き始めるまでの流れはこちらにまとめています。→【派遣看護師になるには?登録から働くまでの流れを実体験で解説】
同じ北海道の暮らしでも、冬はまた別の話になります。灯油代や水抜きのことはこちらに書きました→【北海道の冬の光熱費って、実際どのくらい?応援ナースが1年暮らした記録】
最後まで読んでくれてありがとうございます。 派遣ナースの日常、またぼちぼち書いていきます。 気が向いたときにでも、またふらっと遊びにきてください。

